その他のパーツ
BTOでパーツをカスタマイズする上で、重要になるパーツはまだ他にも存在します。ここではその他の重要パーツを紹介します。
電源ユニットも重要
ノートパソコンの場合はあまり関係ないかもしれませんが、デスクトップパソコンにおいては、電源ユニットもかなり重要なウェイトを占めます。
言うまでもなく、電源ユニットはパソコンに電力を供給する役割をしているのですが、この電源ユニットの良し悪しによってパソコン自体のパフォーマンスにも大きく影響してきます。ある意味一番信頼性と安定性が問われるパーツです。
電源ユニットを選ぶ上で必ずチェックしておきたいのが、どれだけの出力(消費電力の多いビデオカードやCPUを使用する場合は最低でも800W以上は必要)が可能かや、長い間使っても壊れない耐久性と安定性を測る基準として有名な、80PLUS Gold認証、Bronze認証などを受けているかどうかだけは最低でもチェックしておきたい所です。
冷却ファンで安定動作
近年日本の夏は、35℃以上を越える猛暑日になる日も珍しくはなくなり、皆さんも暑い思いをする事でしょう。しかし暑い思いをするのは、パソコンも同じです。最悪暑さでパソコンが止まってしまうなんて事もあります。
そんなパソコンを少しでも快適に使う為には、冷却ファンの性能の次第で、パソコンを高負荷状態でも安定してパソコンを動作させる事ができます。
基本的には、大きな風量の風を当てれば、一気に冷やす事ができるのですが、それでは騒音が気になってしまうので、冷却ファンの回転数だけでなく、必要の無い時はファンの回転数を落としたり、回転数が上がっても、騒音を軽減する冷却ファンをなるべく選ぶと良いでしょう。もちろんCPUを冷やすCPUファンやビデオカードを冷やすファンもカスタマイズできるのであれば、予算に余裕があれば検討してみると良いでしょう。
ケースにも可能なら拘りたい
これはさっきの冷却ファンの話と微妙に被ってしまうのですが、BTOでケースも選べるのであれば、選んだ方が良いでしょう。
なぜなら、いかに強い風を当てて、冷却してもその空気が逃げる所が無ければ、結局滞留していまうだけで、意味がないので、きちんと空気の通り道を作ってあげる必要があります。要するにエアフローのしっかしたケースが望ましいという事です。
しかしショップブランド系のショップでも、BTOでケース自体を変更する事ができるショップは多くはなく、あらかじめ決められたケースになる事が大半です。とはいえ、ショップ側が用意するケースもパソコンの専門家が選んだケースですがら、エアフローもしっかりしているはずなので、それ程気にする必要はありませんが、どうしても気になるなら、BTOパソコンを買う前にそのケースについて調べてみると良いでしょう。